ポーランドの巨匠レギナ・スメンジャンカ永眠

ポーランドのピアニストのレギナ・スメンジャンカ (ショパン音楽大学名誉教授)(Regina Smendzianka)、辛い闘病生活を過され、ワルシャワで15日死去、86歳。

御冥福をお祈り申し上げます。

葬儀は、10月10日 月曜日 12時より 聖十字架教会(クラクフ郊外通り)その後、埋葬式 ボヴォンスキ墓地  w AleiZasluzonych na Powazkach

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追想

セミナー修了式後のパーテイで、受講生と。 ギエルジョド教授(左)と御一緒。2002年

 ショパン国際ピアノコンクールで11位入賞後、国際演奏家として世界中を精力的に演奏活動され、晩年は指導者として優秀なピアニストを輩出し、その指導力が評価され国家勲章も受賞している。ショパン音楽大学(ショパン音楽アカデミー)の歴代学長、ショパンコンクール審査員、パデレフスキ国際ピアノコンクール(ポーランド、ビドゴシチ)の審査員長を長く務められていた。

ショパン協会でのコンサート。花束を贈るセミナー受講生2001年8月

 1988年にレギナ・スメンジャンカ財団を設立。ポーランドの優れた若きピアニストに、奨学金などを提供していた。また、ショパン国際ピアノコンクールでは、スメンジャンカ賞として財団から優れた若きポーランド人にヤマハグランドピアノを提供するなど、ポーランドのピアニスト発掘に尽力を注いだ。 財団にとってショパンコンクール最後のスメンジャンカ賞は、2005年の優勝者ラファウ・ブレハッチに与えられた。ブレハッチは2003年の浜松国際ピアノコンクールで最高位の副賞でグランドピアノを獲るまで自宅のアップライトのピアノで練習していたのは有名だ。自分の境遇から、ぜひ他の若きピアニストにその栄光のスメンジャンカ賞のグランドピアノを、そして次のコンクールに続いて欲しいと願い、ブレハッチはポーランドの将来有望なヤチェック・コルトウス(グダンスク出身、2005年度コンクール出場者、2010年にも出場2次予選まで進出)に贈った。

ショパンコンクールを目指した受講生が続々とセミナーに参加。厳しくそして綿密な指導に受講生は感動した。

 国際演奏家として日本にも頻度来日、マスターコースでの指導や多くの音楽フェステイバルに参加、日本人の門下生も数多くおられた。

2008年、夏期セミナー修了コンサートのリハーサルで受講生を励ますスメンジャンカ教授、このセミナーが教授の最後の担当となりました。

弊会主催の日本人の為のセミナー「ショパン音楽大学ピアノセミナー」の初代音楽監督をしていただいた

2008年、夏期セミナー修了式でのスメンジャンカ教授、シュライバル教授、コズベック教授らと。

いつも美しく高貴なスメンジャンカ教授。1998年に初めてお会いした事務局。

スメンジャンカ教授の著書『how to play Chopin』が2009年に翻訳され日本で出版されているポーランドでは2000年に出版されていた。

邦題『ショパンをどのように弾きますか?』

大迫ちえみ訳、田村進監修 ヤマヤミュージックメデイア出版。

(問合せ)記録 事務局:影山 e-mail: mieko@orange.ne.jp

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