ブレハッチを訪ねて:ワルシャワ 2011/1/31

2011年の最初のツアーは北米、出発前のワルシャワで過すブレハッチ。北米ツアーの成功を予告したかのような、自信とゆとり。

宿泊先のインターコンチネンタルホテルで、リラックスするブレハッチ。

演奏会は、今も変わらず年間40回と決めている(昨年はショパンイヤーでもあり最終的には45回でした、と)。演奏会の無い日は、自宅でゆっくり過している。スランプとか「大きな壁」とかまだ経験していない、と笑うブレハッチ。

ブレハッチが、演奏会を成功するにあたって細心の注意を注ぐのは、コンサートホールの音響である。昨年の日本来日では、日本のホールの音響の良さを讃え、福岡でのインタビューでもそのことを語っていた。

世界各地の有名なコンサートホール、コンセルトヘボウ、ベルリンフィルハーモニホールなどをはじめ多くの会場で演奏するブレハッチ。会場には著名なそして耳の肥えた聴衆を迎え、その空間で音楽の美を分かち合い一体化を求め、それを感じる都度に演奏の喜びを重ねると語る。

『無名なコンサートホールでも素晴らしい音響のホールもあります。たとえばアメリカ・カルフォルニアで演奏したホール。小規模ながらもその音響は素晴らしかった。そこでの聴衆の真剣な姿勢、そしてオープンな賛辞がステージまで伝わりました。』

『ところで、日本人はあまりスタンデイングオベーションをされないと聞いていましたが、東京のコンサートでは総立ちで歓喜の笑顔で拍手をいただきとても嬉しかったです。Nice surprise !

演奏の感動が伝わる時、『最後の1音の後の、余韻、静寂、皆が息をとめ、そして我に帰って感動の拍手の嵐、、、』その瞬間が好きだと語るブレハッチ。

『私は、聴衆と演奏家の絆が最も大切と考えています。聴衆の感情が伝わってこそ作品が完成されたと思っています。』

『将来の演奏家としてジャンルは時に決めてはいません。自然に任せています。でもやはりソリストを目指しています。ツメルマンが御自分のピアノを運び込む気持ちはよく理解できます。日本ではそのようなことはありませんが(日本のピアノは性能もよく、調律も行き届いている)、海外ではいろいろなピアノに遭遇しますから。演奏会ではまずホールの音響に納得するまで確認の練習をします。いつも4時間くらいホールで時間を費やします。オーケストラと共演の時は、指揮者やコンサートマスターと綿密に打ち合わせます。そしてリハーサルは2回します。オーケストラ奏者が、最初の聴衆になるわけです(笑)。』

ブレハッチの宿泊先から見える、ライトアップされた、ワルシャワのシンボル文化科学宮殿(スターリンの贈物として、ポーランド人には敬遠されている

私生活も充実している。4月16日には、在籍のトルン大学で去年に引き続きパネルデスカッションを予定している。パネラーは昨年同様のヴィシニエフスキ教授とショステク教授(神父)、今年は、ヤギウウォ大学(ポーランドクラクフ)からストルジエフスキ教授の参加を希望している。

テーマも昨年同様、傾倒しているロマン・インガルデン論に沿い、音楽の哲学についてデイスカッションする。哲学と曲の数学的ロジカル、作曲家の意志がスピードや強弱で、その意味と感性は微妙に変わる、、どこまで変わることができるかを、ブレハッチはデモンストレーション(演奏)とともに発表する予定だ。1000人程の参加者になるでしょう。ブレハッチはこのパネルデスカッションを「セミナー」と名称していた。 ブレハッチの論文のテーマは、「作曲家の意図する作品が、ピアニストのInterpretation(解釈)によって、そのmargin (余白)をどこまで変えることができるか、、、リミットはどこまで、、、、」を、追求する。

ワルシャワ新世界と通りのクリスマスイルミネーション、2/1まで輝いていた。

ワルシャワの冬の街はライトに輝く

ポーランド市民交流友の会会長ヤブオンスキ教授(ワルシャワ工科大学)と。

 演奏ツアーにはよく家族が同伴する。誕生日の記念や家族旅行の記念など。

『一人でもツアーは行けますが、家族と一緒に行くと楽しいでしょ。』と笑うブレハッチ。『日本にはたくさん友だちや知り合いがいますから、一人で行こうかな?』(隣で聞いているお父さん、少し寂しそう、、、、、、、、に見えた。)

かねてからのポーランド人のシマノフスキをもっと広めたい気持ちが叶い、シマノフスキのCD録音が無事終わった。CD発売は来年になる。

『see you in コペンハーゲン!』 明日、元気にアメリカへ立つブレハッチが明るく手を振った。ブレハッチを訪ねる旅ー4が開催される。親睦会予定の6/30はブレハッチの誕生日。心こもったお祝をファンとして捧げたい。

記録/写真 事務局 影山美恵子

ブレハッチを訪ねて-4弾ーコペンハーゲン〜ナクウォ

開催期間:2011/6月25日〜7月2日

感動の『ブレハッチを訪ねる旅」ツアー4弾が開催!

参加者追加募集中

コペンハーゲン・チボリコンサートホールでのブレハッチリサイタル鑑賞

(日程)

6月25日出発

6月26日:市内観光、ブレハッチと対面

6月27日:コペンハーゲンでリサイタル鑑賞

『コンサートプログラム』(北米ツアーと同様)

モーツアルト  「リゾンは森で眠っていた」による変奏曲ハ長調 k264

ドビュッシー  喜びの島

シマノフスキー ソナタ第1番ハ短調作品8

ショパン    バラード1番ト短調作品23

2つのポロネーズ作品26

4つのマズルカ作品41

バラード2番ヘ長調作品38

  コンサート後、ブレハッチと対面

6月28日:コペンハーゲン〜ポズナンへ移動(ポーランド)

6月29日:ブレハッチゆかりの地を探索

6月30日;親睦会(教会でのオルガン演奏会、ホームコンサート、昼食会)★ブレハッチ誕生日!

7月1日:ポズナンーコペンハーゲンー成田へ帰国

7月2日帰国

募集人員20名、追加募集中

参加費用  39万円(航空運賃、宿泊、現地移動、コンサート及び親睦会費用含む)

旅行条件:ブレハッチファンクラブの会員であること。ファンクラブ事務局メール:ra_piano2005@yahoo.co.jp

旅の詳細の問合せ・申込 ポーランド市民交流友の会  053 522 0692

FAX 053 523 1297 e-mail: mieko@orange.ne.jp (件名:『ブレハッチツアー』と明記下さい。)

ブレハッチ ジャパン ファンクラブ事務局 :砂子祐子

連絡先:e-mail : ra_piano2005@yahoo.co.jp fax: 053 523 1297

(問合せ)記録 事務局:影山 e-mail: mieko@orange.ne.jp

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今までの「ラファウ・ブレハッチを訪ねて」シリーズも御覧下さい。

Prosze zajrzec na strone.

★ブレハッチ訪ねて、パリ、ノアン&ナクウォ-3 2010/6

★を訪ねる旅-3弾,ブレハッチファンクラブ会員の思い出 2010/7

ブレハッチを訪ねて『プラハ〜ナクウォ』:ファン旅行記 08.6

★『ブレハッチを訪ねて-11:プラハ〜ナクウォの旅』2008,6/2-9

2008/2月 ブレハッチを訪ねて:11 ミラノコンサート

2007/3月 ブレハッチを訪ねての旅-1 ミュンヘン〜ナクウォ記事掲載その1(月刊ショパン、ムジカノーヴァ)/   記事掲載その2(ピアノスタイル)

RAFAL BLECHACZ ブレハッチを訪ねてビドゴシチ:9(07/9)Ukonczona Akademia

ブレハッチを訪ねて8:名古屋公演プログラム 5.31.2007 Program koncertu w Nagoi

ブレハッチを訪ねて7/ドイツ〜ナクウォの旅 04/2007 Podroz do Nakla

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