祝 菅原望さん、2012年ピテイナコンペテショングランプリ受賞

2008ショパンアカデミー学院春期ピアノセミナー報告

開催:2008年1月31日〜2月12日 会場:ポーランドワルシャワ市国立音楽大学ショパンアカデミー学院。

担当講師:ピオトル・パレチニ教授、カジミエシ・ギエルジョド教授、イェジェイ・ロマニウク教授、ブロニスワヴァ・カヴァラ教授

 今年で11年目になる、日本人ピアノ演奏者・学生・ピアノ愛好家のためのピアノセミナーが、ワルシャワ市のショパンの母校ショパンアカデミー学院で開催された。ショパンコンクール審査員やショパンアカデミー学院教授により、ショパンの神髄を指導する、5回個人レッスンの集中コース。日本語通訳、練習室も確保され、充実した滞在を過ごした。

修了式:全員がコンサートホールで修了証書が授与された。

 厳冬のはずのワルシャワには、雪がなく。期待外れの暖冬でした。気温マイナス20度の寒さを体験できなかったことは、ラッキーだといえばラッキー。大学が開講中での滞在、まるで留学生気分で過ごした。

修了コンサートで演奏する、菅原さん当時17歳)

修了コンサートに多くの地元の人たちが聴きに来てくれたのが、感動でした。温かい反応でほっとした。ポーランドの地でショパンが弾けたことが嬉しい(受講生アンケートより)

音楽が好きで、それぞれの形でピアノに関わっている同志と出会えた事が、何よりの財産。2週間の間にすっかり仲良くなって、日本に帰国してからは、なんだか寂しくて写真を見ては思い出に浸っていた。美味しい店をおしえてもらったり、学生食堂で頑張って(ポーランド語)で注文したり、夜はキッチンに集合しておしゃべり。期間中は本当にいい刺激を受けて、パワーをもらって、帰国してからもメールのやり取りを続けています。またこのメンバーでワルシャワへ行きたい!楽しすぎて、今思い出しただけでも、泣けます。(受講生アンケートより)

日程内容

1/31 ワルシャワ到着

2/01 オープニングセレモニー/レッスン開始、スケジュールに沿って

2/03 ショパン生家の旅、ワルシャワフィルハーモニーコンサート鑑賞

2/08 修了コンサート/修了式/お別れ会

2/10 クラクフへの旅

2/11 終日フリー

2/12 帰国

ギエルジョド教授/通訳:平沢真希さん

ギエルジョド先生は、音楽的な表現についてたくさんアドバイスしてくださいました。また、ポーランドの踊り、ポロネーズ、マズルカのリズム感などについても、言葉のリズムを例にして、分かりやすく教えていただきました。真希さんの通訳も本当に分かりやすく、人柄も素敵でした。(受講生アンケートより)

菅原さん、レッスン風景当時17歳:パレチニ教授、通訳:アリツアさん

 パレチニ先生は大変有名な先生なので、行く前からとても緊張していました。主婦で仕事もあり時間をたくさん練習に費やせません。大曲は避け、小品数曲にしぼり、今自分にできる・知っているところから、その先を教えて頂きたい気持ちでいきました。自信のない私に「私のクラスでは今6人の生徒がいるが、皆それぞれの個性を持っている。私は自分のコピーを作るのではなく、それぞれの演奏をみがいたり、またやりたいことに対してどうやったら解決できるのかを手助けする。まずは、あなたの音楽をみせてください。できないとやめてしまうのは一番良くない」と励ましてくださいました。短い時間ではありましたが、希望通り大変細かく、音色のこと、高度な技術面を教えて頂きました。いつも終わったら暖かく握手をしていただきました。ただ教えて頂いたことは演奏会には間に合わず、今後の課題になりました。パレチニ先生のように、すばらしいピアニストであり、また先生としても一流である、両方を兼ね備えた方は多くないように思えます。本当のプロの演奏家を育てる先生に教えて頂けて感激でした!(受講生アンケートより)

カヴァラ教授、通訳:熊谷久美絵さん

いつかカヴァラ先生の門下生として、ワルシャワに留学したい。そんな夢が実現しそうな、先生の人柄の虜になりました。思い通りに演奏できない時、気分転換にポーランドやショパンの話しをしていただき、ポーランド人である誇りが伝わりました。尊敬できる先生に出会えて、大好きなショパンの演奏に明け暮れて、幸せでした!(受講生アンケートより)

大学見学に来た、未来のショパン弾きたちと

 過去セミナー受講生であり、それが縁でショパンアカデミー学院に留学した山本貴志さんは、今年で卒業。しかも首席で。幸運なことにパレッチニ教授との山本貴志さんのレッスンが聴講できた!

山本貴志さんのレッスン風景、パレッチニ教授

レッスンが終わると、笑顔で山本貴志さんが入室されました。今からレッスンがあるとか、なんと!聴講することができました。レッスンというよりも、私達にとっては、まるでコンサートのようでした。そして深く結ばれた、師弟愛を感じました。このようなチャンスは一生ありません。感動しました。(受講生アンケートより)

 山本さんとランチを御一緒してアパートまでお邪魔しました。山本さんの生き方、留学生活のエピソード、将来の計画、いろいろな思いを聞かせていただきました。山本さんにお会いして、いままでの自分の迷いが一掃され、新たな道が見えた様です。山本さんとの出会いを通し、たくさん学ぶ事ができました。(受講生アンケート)

主催:ポーランド市民交流友の会、ショパンアカデミー学院    

後援:駐日ポーランド共和国大使館  日本ショパン協会 (株)ショパン 全日本ピアノ指導者協会

報告:ポーランド市民交流友の会 事務局 影山美恵子

問合せ)影山 TEL: 053 522 0692/ e-mail [春期セミナー」とタイトルを付けて送信下さい。: mieko@orange.ne.jp

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