ショパンアカデミー学院2005夏期セミナー報告

主催:ポーランド市民交流友の会、ショパンアカデミー学院    後援:駐日ポーランド共和国大使館  在ポーランド日本国大使館 日本ショパン協会 (株)ショパン 全日本ピアノ指導者協会

2005年8月19日から9月2日まで、ワルシャワ市国立音楽大学ショパンアカデミー学院で、日本人のためのピアノセミナーが開催されました。このセミナーは、2005年度開催の15回ショパン国際ピアノコンクール4位入賞の山本貴志さん(2002年夏、2003年春セミナー受講)、ファイナリスト根津理恵子さん(2000年夏受講)、2次予進出佐藤卓史さん(2005年春受講)、1次予進出峯麻衣子さん(2002年夏、2004年夏受講)、などの実力者を輩出しています。また、ショパン愛好家として参加され、新たな人生の輝きを発見された方、そして、セミナー受講後、たくさんの人たちが留学し、国内外で活躍しています。

      2005夏期ピアノセミナー受講生と教授、通訳者、アカデミー学院ショパン像

山本貴志!祝ショパンコンクール4位入賞・「ショパンアカデミー学院ピアノセミナ修了生」

セミナーは個人レッスン各5回、全レッスンが聴講でき、教授推薦による修了コンサートなど、大変充実し、また、ショパンの神髄を追求するゆかりの地への旅行もふくめ、ポーランドを満喫することができました。担当講師:R・スメンジャンカ、K・ギエルジョド、T・マナステルスカ、B・カバラ、M、シュライベル教授。ショパン国際ピアノコンクールほか国際コンクール審査員であるショパンアカデミー学院のショパンのエキスパートが担当。

   ショパン聖十字架教会前、毎日この前を通学しました。

セミナーで一番心に残るベスト3 (受講生アンケートより)

1、レッスン/聴講

☆スメンジャンカ教授のきめ細やかなレッスン。時間延長しても気にせず納得するまで細部にレッスンされました。  ☆マナステルスカ教授の深い音、シュライベル教授のレッスンはワルツを踊ってくれた。今まで考えていたワルツは何だったのだろう!?と思う程激しいステップを踏むのだ。と分かり感動。  ☆レッスンが続いた日は練習が大変でしたが、朝早く待ち合わせて、レッスン、聴講、練習、、、と、とても充実していました。練習漬けも楽しかったです。帰国してから、ピアノに向う気持ちが本当に変わりました。☆自分の受けたレッスンはもちろんですが、その他のみんなのレッスンが聴講できたことが、とてもよかったです。

  マナステルスカ教授と修了式後、お別れ会で「先生ありがとうございました。」

2、ショパンの生家、野外コンサート

☆やはりピアノ/ショパンを愛する者にとっては欠かせない場所でした。シュライベル先生の庭園コンサートも木陰にすわりながらカーテン越しにみえてうれしかった。☆『ショパンが産まれた場所』と感動し、じ〜んとしました。ショパンにまた魅了されました。☆自然とともに音楽を感じられて良かった。

シュライベル先生の演奏(ワジェンキ公園)、みんなで聞きにいきました。たくさんのポーランド人に驚き!

  演奏後、私達を見つけた先生は、とても喜んでくれました。

3、寮生活と出会った仲間

☆初対面なのに、昔からの友だちのようになれました。音楽を通じて熱くなりました。みんなと仲良く生活できたことは、一生の思い出です。☆日本に帰ってからも連絡を取りあって、レッスンの時の情報交換をしたり、コンサートに行ったり、、と世界が広がりました。☆寮・学校の付近も治安が良く、町並みも素敵で、セミナーの仲間もみんな気持ちのいい一人ばかりで、「帰りたくない!」と思った。

左端の丸い時計を左に曲がると、アカデミー学院。毎日一緒、何でも話し合った。素晴らしい出会い!

その他:ワルシャワでの生活

ショパンが大好きな私にとって、ワルシャワでの滞在は、毎日が夢のような日々でした。5回のレッスンも充実していたし、聖十字架教会の前を毎日歩いてショパンの音楽に溢れた日々で、ショパンを近くにいつも感じながら過ごせた事は、大変幸せに感じました。まさに感動の連続でした。初対面のみんなと楽しく過ごせ仲良く出来ことも一生の宝です。ワルシャワがこれほど美しい町だとは、想像以上でした。

花に埋もれた街。寮はこの後側にある。サスキ公園は左側。素晴らしいロケーション。

クラクフ・アウシュビッツ

とても重い場所でしたが、忘れられません。ポーランドで起こった悲しい歴史を一人でも多くの人に伝え、平和に世界中の人々が暮らせる事を願って止みません。

 アウシュッビツ、ヤブロンスキ会長の案内で。

☆受講生の帰国後の手紙より。

(音大生)『 セミナーに参加するにあたって、まだまだ未熟な私がショパンが育った地でレッスンを受けて良いものかと迷っていましたが、先生の応援や家族の暖かい言葉に支えられ参加させて頂きました。

毎日頭の中はレッスンの事で、緊張と不安で倒れそうでした。しかし、ワルシャワの風を受けて、歴史ある地を歩いてアカデミーに通っているうちに、変な不安は消えて全身全霊でレッスン、練習をしました。

心配していたレッスンは、先生のとても暖かい愛情と共に、ショパンの音楽を少しずつ知り感じることができました。いつもこんなに集中して聴いていないし、弾いていない自分に気付き、自分の力を全て出しきり、「寮まで歩いて帰れるかな」と思えるくらい、毎日が集中後の脱力感と満足感を感じました。

ポーランドでの2週間は、一緒にいた皆さんに支えられ、空港で初対面として会った時の不安が嘘の様です。私は、人見知りするタイプで自分からあまり声がかけられない中、話しかけてきて下さる方が多く、とても楽しく生活することができました。いつも笑顔を与えてくれたKさん、そして人生の先輩としていろんなアドバイスをしてくれたり、悩んでいる時に話を聴いてくれたNさんには、特に感謝しています。セミナーに参加した皆さんひとりひとりと出会えて良かった。この出会いを与えて下さった、先生(日本の師事)、家族にとても感謝しています。ワルシャワで生活する中で、深く強く感動させられた事が、実にたくさんありました。このセミナーに参加していなかったら、同じ日本にいても会うことはなかったと思うと、一つのチャンスでこんな素敵な出会いがあるんだなと心から感激しています。今後、この体験を忘れずにそして、この出会いと絆を大切にしていきたいと思います。』

特別公開レクチャー、コズベック教授『ピアニストミケランジェロ』通訳:平澤真希さん

日程:

8月19日 ワルシャワ着

8月20日 オープニングガイダンス、レッスン開始、練習室使用開始。

8月21日 オプショナル:ショパンの生家 /by bus 通訳・ガイド: Anna Frankowska

8月23日 オプショナル:ショパンのゆかりの地 通訳・ガイド: Anna Frankowska

8月27日 オプショナル:コンサート鑑賞/特別公開レクチャー

8月29日 修了コンサート /Grand concert hall of the Academy/修了セレモニーパーテイ

8月30日 オプショナル:アウシュヴィッツへの旅行

8月31日 終日フリー オプショナル:野外コンサートカルテット

9月1日 帰国

影山告白(帰国後、受講生の皆さんから、お手紙や、思い出の写真を沢山いただきました。皆さん心の優しい、温かい人たちばかり。一つ一つに感動して頂き、私自身も受講生と楽しいワルシャワ滞在ができ、感謝しています。『共通の目的は、こんなに素晴らしい友情を育てる!』受講後、直ぐに留学を決意した人たち。その後、ワルシャワで私を見かけると、駆け寄って来て再会を喜んでくれます。「ありがとう。」と、いつも思っています。そして、みなさんの今後の御活躍を祈っています。)

2006年夏期ピアノセミナー受講生ただいま募集中!

(問合せ)影山 TEL: 053 522 0692/ e-mail: mieko@orange.ne.jp

過去セミナー報告も御覧下さい!

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