2012 ショパン音楽大学夏期ピアノセミナー報告

開催期間:2012 / 8/22- 9/2   会場:ショパン音楽大学、ポーランド、ワルシャワ市

担当教授:ギエルジョド教授、シュライバル教授、カヴァラ教授

ショパン音楽大学、修了式前の記念写真

今年で15回目を迎える、ショパン音楽大学夏期ピアノセミナーがショパンの母校ショパン音楽大学で開催された。今年はポーランドでサッカーヨーロッパ大会が開催され、滞在先の学生寮ジェカンカから、サッカー会場と観光名物となった気球も見え、活気なワルシャワで、ショパン生誕の地で、毎日がピアノに明け暮れた、充実した2週間過すことが出来た。

宿泊先ジェカンカに隣接する旧市街地

以下 受講生からのアンケートより

修了コンサート前のリハーサルレッスン、カバラ教授。

個人レッスンの感想

★私はカヴァラ先生にレッスンをしていただきました。楽譜からショパンの意志をどのように読み取っていくか、そのイメージをしやすいように先生の言葉選びが詩的な表現で素晴らしかったです。思わぬ発見がたくさんあり、本当に感動しました!(音大生)

★5回のレッスンで、1曲1曲熱心に指導してくださり、解釈においては、こう言った考えもあると言う形で提案してくださった。日本では教わることのできなかったエキエル版の見方や、ペダリングについて詳しく知ることが出来て、とてもためになりました。音の響きや鍵盤のタッチなど、教授に指摘いただき、新たな課題を発見することが出来ました。(音大生)

ヤシンスキ教授公開レクチャーで挨拶されるギエルジョド教授

★ギエルジョド先生:特に印象が強かったのは、マズルカを見ていただいた時のレッスンです。 リズム感、歌い方、ペダリング、、、、たくさんの弾き方を何通りも教えていただけて、とても濃く充実したレッスンでした。(音大生)

★ギエルジョド先生は、本当に丁寧に指導してくださいました。用意した曲が少なく、また、曲の完成度も低かったので、一日目のレッスンではきっとあきられたのではないかと思いました。しかしギエルジョド先生はこちらのレベルに合わせて、一歩一歩丁寧に教えてくださったので、5回のレッスンでかなり上達したの思いました。(大学生)

受講生に熱くアドバイスされるシュライバル教授

★シュライバル先生:毎回とても楽しく受講できました。1音1音にこだわりを持って、できるまでとことん教えてくださいました。とても熱の入ったレッスンで時間を忘れてしまいそうでした。また絶対受講したいと思いました。(高校生)

★1音ずつとめられて、音色やペダルの踏み方の注意があったほど、教授のレッスンは細かく、熱心なものです。身ぶり手ぶりで「ここはこんな感じ」と、教えてくださいますし、弾いてくださる音は、聞き惚れてしまう美しい音色と歌い方でした。通訳の岩本さんが教授のおっしゃった言葉を、あるいは柔らかくしてくださっていたのかな、とも感じましたが、分かりやすい通訳をしてくださいました。(ピアノ講師)

大学の中庭にあるショパン像

☆聴講他セミナー全般の感想

★毎日が充実していました。学生になった気分で毎日ピアノと向き合い、セミナーのみなさんと音楽の話をしたり、聴講させていただき、学ぶことがたくさんありました。セミナー受講生みなさんの希望に満ちあふれたお話も、私の今後の勉強の活力になりました。ヤシンスキ教授の講議もとても楽しく引き込まれました。もっともっと先生のお話を聴きたいと思うほどでした。(ピアノ講師)

★自由に聴講できて、それぞれの先生方の解釈をしることが出来てとても良いと思いました。練習室は、レッスンが重ならない方と一緒にしようするので、時間をしっかりとることが出来ました。ヤシンスキ教授のレクチャーは、日本人に足りない視点を明確に示し、説明してくださったので、音楽に対するアプローチの仕方(技術、強弱、速さだけでないこと)に注意し、勉強して行く気持ちを改めて持つことが出来ました。毎日が、演奏会・レクチャー・ショパンの生家をめぐる・ワルシャワ探索等、レッスン以外の予定もあり、とても充実したものでした。(音大生)

ヤシンス

ヤシンシキ教授公開レクチャーで、受講生に実演される。

☆ポーランドに滞在しながら、ポーランド人の教授からレッスンを受講する価値観

★ポーランドの先生は、ショパンの曲に対し自信と信念を持っていらっしゃいます。日本からポーランドへ出向く私達はそれなりの覚悟と緊張感を持っていますから、吸収しようとする意識は、日本でレッスンを受けるのとは、異なるのではないかと想像します。ポーランド語を聴きながら短い時間でもワルシャワに滞在して、自信に溢れたレッスンを受けるのは格別です。(ピアノ講師)

★歴史的な背景を聞き、目の当たりにし、戦争があったことは、そう遠くにないことだと理解しました。その中で、ショパンがオルガンを弾いた教会、住んでいたお家、心臓の眠る教会等、身近に感じ、日本にいる時よりもショパンはどのような気持ちでこの曲を書いたのだろうかと、ショパンに寄り添う気持ちが強くなり、ショパンのプロフェッショナルな先生から新たな視点を教えていただき、日本と比べられないくらい湿気が少ない地でピアノを弾き、全く異なるピアノの音を聞いた時、やはり現地でしか得られないものは本当にあるのだなと、理解しました。ショパンを深く理解するには、ぽーらんどを訪れる以外、他はないと思います。(大学院生)

大学構内でレッスン待ちしながら、将来を語る受講生

★まず滞在しながらレッスンを受けると言う点だけで全く気持ちが違いました。その地の響きや風景、そしてなんとも言い表せない雰囲気を感じるとおもいます。そのベースがあっての先生からの言葉一つ一つに重みがありましたし、自分自信の意識がとても変わったように感じました。(音大生)

★マズルカについて、曲の特性、弾き方を何度も理解できるまで御指導いただきました。ここまで濃いマズルカのレッスンはポーランドの先生だからこそ受けることが出来たのだと思います。(ピアノ講師)

ワルシャワ市内にはショパンゆかりの記念を探索。大学までの通りある、ショパンのベンチ(ショパンの演奏が聞ける)

★ショパンが歩いた道を歩き、ショパンが眠る教会の前を通り、ショパンが通った大学に自分も通う、、、、ここまでショパンを感じることができることはないと思います。レッスン室、通訳の方や、聴講の方、そしてなんと言っても教授!どこか緊張感がありつつも、先生が気さくに話しかけてくださるので、毎回とても楽しく受講できました。(高校生)

セミナー終了後には、古都クラクフへ1泊2日の観光旅行

ショパン音楽大学2013 夏期ピアノセミナー 受講生、聴講生受付中開始!

期間:2013年 8月 20日〜8月31日予定

お問い合わせ ポーランド市民交流友の会 事務局 影山美恵子  tel:053 522 0692 / Fax: 053 523 1297

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